腐りかけの海

腐りかけの海

全て実費で大学へ通う お水苦学生の日々

就活の悪魔は最終選考に潜んでいた

お久しぶりです。就活ババアゼーーーット!Y太郎です。
月イチ更新だけでも…と思ったのですが
5月後半から私の就活という航海の旅は荒波に揉まれ&揉まれ、
何度もMYリクルート丸が転覆の危機に陥ってしまったため
落ち着いて就職活動について文章を書くに至るまで
こんなに時間がかかってしまいました。
 

結果としては希望業界で内定を無事頂くことができたので
もうここいらでひと段落、ってな感じが自分の中で大きいです。
 
そこで感想を述べようと思うのですが
思ってたよりも就活キツかった。
これに尽きる。ナメてましたすいません。
 
すっぴんに近いメイクで
私がとても忌々しく思っている丸顔ライン丸出しで
黒スーツでヒールで足痛くて
履歴書持ち込みの説明会が続くともう大変
準備不足のせいもあるんですけど夜中までなんやかんや書いて
そのくせ早起きでご飯の支度する暇なくて大抵朝飯抜きで
都内に住んでいるにも関わらず自宅のアクセスが微妙に悪く
会場には1時間30分前に出発するという…
 
こういう煩わしさにはだいぶ慣れていて
(というかプレイボール前から覚悟していたので)
そこまでの苦痛でもなかったのですが
何がしんどかったって最終選考連続落選!!!!
 

 

 
そうなんです
私13社選考を受けたのですが(業界職種を絞っていたせいか多くはないかもしれません)
大手は2次で落ちたり(クソワロ)、合わなそうだなと思ったところは辞退させて頂いたり
右往左往しながらも
そのうち6社は最終選考にまではなんとか漕ぎ着けたのです
 
なんとびっくり
5社落とされました!!!!!!!!!!!
 
本当、すごい!ふるいにかけられまくり!
全然安心できない!
てかむしろ最終面接が本番!
最後で最初の本番!!!
 
しみじみそう思いました。
4月は割とゲーム感覚で選考を進めていた気持ちもあったのですが
(落ちた時のダメージを減らすためなるべく軽い気持ちで選考を受けまくっていました)
5月後半からこの事実をかみしめはじめ
そこから一気に必死になり出すと共にメンタル的に落ち込み始めました。
 
前々からバイトは接客業ばかりだったことや
年上の方と話すことはとても好きだったので
面接や対応には人並みに自信がありましたが
特に華々しい学生生活も送ってきていなかったので 何かサークルに打ち込んだりだとか
資格や留学経験といった大きいアピールポイントもなく
決め手には欠けるかもしれないなと元々考えていました
 
ですがそんな私を最終選考まで残してくれるということは
どこの企業も私の愛想をかってくれているのではないか…
ポカさえしなければどうにかなるのではないか…
 
そういった考えの全ては憶測であり、また甘あまスイーツ角砂糖だと
今なら往復ビンタかましてやるわ!
痛い!うそです!
 
 
 

3社落ちた辺りからこのことに関し真剣に悩み始め
いろいろ調べてみると「最終選考を突破できない人」は決して少なくはなく
むしろ多いことを感じました。
 
その中で理解できた原因としては
○中小、ベンチャー内々定をもらうことだって針の穴をくぐるようなもの
私が受けてきた会社はどこも規模が大きくはないため
最終選考に残った人間のほとんどを採用するような枠はない
=最終選考だからといって安心、は断固としてできない
 
熱意というものはアホみたいに伝わりにくい
考えていることを話すのも、求められている答えを話すのも得意です
しかし相手に求められている範囲に収まるような回答をつらつら~っと挙げているだけではま〜熱意の伝わらないこと伝わらないこと。
最終手前まで通用してきた志望動機であっても、余程の情熱が感じられないものであれば、最終まで残った人たちが話すソレの中では結局かすんでしまうのかもしれません。
 
社長ウケするようなフレッシュさや素直さが感じられない
これは知人に言われた(というか面接官の方にも遠回しに笑いながら言われました やべー)
のですが、まあ自分でもなんとなくわかっていました。
元々明るい方ではありませんし、はつらつともしていませんし、話し方のトーンも少々低いです。
カワイイ!ウイウイシイ!アツイ!イイネ!⇒採用!ルートは皆無だろうなと。
能力や経験のない新卒に求められるとされるフレッシュさ、素直さ、かわいげ…。
日ごろから「斜に構えた姿勢」「腹黒そう」「内心キレてんでしょ」と言われることが度々あったので、
要するに態度が悪いのでは?と思いできる限り気を付けていましたが
すっぴんに近いせいで凶悪な死んだ目(目がリヴァイ兵長に似ていると言われます)
からそれらが伝わってしまったのかもしれません あああああああああああああ???
今となっては検証の余地も意味もないし自意識過剰みたいで気持ち悪いのでやめますが、
でも私のように「若者らしいプリティさがない」と言われたことある人いるかな~と思って…。すごく気持ちわかります。元気出して。めっちゃ辛いですよね。
 
 
 
「就活で人格を否定されたような気分」になったら
その時点で負けだろうと長年思っていました。
就活のダークサイドに振り回されたくなかったからです。
そんなこと感じ出したら就活の悪魔の思うツボじゃないですか?
 
お祈りメールなんかに屈しない。
絶対にだ。
この野郎。
 
そんな風に思いつつ5月を乗り越えてきた私でしたが
しかし就活悪魔は最終選考に潜んでいまして
弾数の少なくなった私は見事に思わさせられましたね
 

「ここまで通らないってやばくない?」
「ワシの何かが…何かが悪いんじゃない?」
「え、てか最終までおkってことは適性としては“アリ”なわけでしょ?」
「で、そこから何社も立て続けに落ちるってことは偶然ではないよな?」
「ワシには何かすごく重要なものが…欠けているんだ恐らく」
 
 
 

「でも面接頑張ったし終始明るく笑顔だったし」
 
 
 

「・・・・・・・・・・・・え?性格か????
 

は?みたいな。
人間、道が塞がれるとおもしろいものです
あれだけ強気だった3月はもう遠い幻の中
逆境に強いとか散々PRしておきながら私という人間は
 
判断材料も大してないくせに
半ば逆ギレでわけのわからん結論を見出し
スイーツ(笑)メンヘラ的な負の被害妄想ループに陥ったわけです。
 
最終選考つっても選考は選考なわけで、
マッチングしないものはしないし
結果的に気に入ってもらえなかったのですからそれが全て。
よく言われることですが筆記試験を受けでもしない限り
落選理由のわからないこちらからしてみれば
すべて運のひとことで片付けざるを得ないことなのです。
 
わかっていながらしんどいですねえ。
しんどかったですねえ。
しんどすぎてデレステばっかやってました。
諸星きらり推しです)
 
 
あと地味に痛かったのは訪問費用です
往復1000円くらいだとしても
説明会含めて5回は会社に赴いてるはず…。
5社×5回×1000円=25K。。。
 
説明会だけお邪魔した会社は数に入れてないけど、それでもこれだけかかってんのかあ。 
内定に繋がり切らなかった二万五千円
悔いても悔やみきれません。
 
苦学生的には引っ張られるのは殊更辛いものがありました。