腐りかけの海

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腐りかけの海

全て実費で大学へ通う お水苦学生の日々

ご近所 To Loveる その後

書きっぱなしになっていた騒音トラブルのその後についてご報告しま候。


まず、結果として無事解決しました

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↑追記:当時全室にポスティングされていたと思われるお手紙。お知らせは大事です。


やったー!あの記事から一か月後…なので8月ごろかな?
には、もう引っ越しオバハンニバル(以下ハンニバル)が引っ越してくれて、快適な生活をGETしていたのです!何しろ2~3年放置でしたから、管理側も匙投げピーヤなんだろうなーと思って諦めていたのですが、苦情って出しておくものですね。


これは推測なのですが、壁ドン…というか当時数ヶ月間のハンニバルの状態の悪化が決め手となり、今まで我慢していた周囲の住民が一斉に大家にクレームを入れていたようなのです。「みんなことなかれ主義なのかなあ」と思って我慢していたけど、

「こんな安い家賃で住まわしてもらってるのだから多少過酷な住環境にも目を潰るべきよね…」となんだか自分が心の狭い人間のようにも思えていたけど、


決してそんなことはなかった!!そりゃそうだ、快適な環境は住民の当然の権利ですよ!勇気を出して清き一票になったのなら幸いでした。考えていたことは皆同じだったのか…?
うちのアパートはご近所同士横のお付き合いが一切ないのでこの辺りも状況改善に対して弱い部分だったかもしれません。

 

 

経過を詳しくお話しますと…

<苦情を入れてから3日後>

不動産に加え、高齢の女性と若めの30代男性2人がハンニバルの部屋の前でなにやら話し合いをしておりました。

なんとそこから数日間ぱったりと怒号が止む。
病院か何かに入所したのか、実家に帰ったのか急すぎて不思議だったのですが…とにかく何がしかの対応をとってもらえたのか!!と初めての出来事にそこそこ喜んでおりました。
このまま静かな生活が続けばな~~とぐっすり眠れる日々。

 


<二週間後>

というのも束の間、さらにパワーアップしてヤツは帰って参りました。
以前は怒鳴りだして20分ほど経つとようやく絶頂の金切り声を上げていて、段階を踏んだ盛り上がりを見せていたのですが
還ってきたハンニバル最初から最後までサビです。Aメロとかありません。どうなっとんねん!!なにがあったんやこの二週間!!

なんだったんやこの(快適すぎる)二週間!!

 

 

<三週間後>
もっぺん苦情いれたろか?いやでももうそんな体力残ってない…。
元々不信感しかない大家と不動産に向き合いクレームを伝えるのも一苦労。
思い悩んでいたある日、ゴミ収集トラックがチンギスハンの部屋の前に。
作業着を着た若い男の業者さんが二人、ものすごい量のゴミ袋をチンの部屋から荷台に投げ込んでいます。

そこで気づきました。

あのオーラスフルパワーの轟音は、最後の雄叫びだったのだと。

 

 

そんな感じでまとめるにまとまらない記事となりましたが。。

なんやかんやあって晴れて彼女は当アパートを去り、我々は快適な生活を送れることと相成りましたというわけですね。
今振り返ってみて感じることは、静かな時間のストレスのなさ。
部屋の中・外での大きな叫び声、壁を叩く音、下着で歩く、道路で寝る。
私たち住人は恐らくそういった奇行に麻痺していたし、どこか「病気なのだろうから寛大な心を持とう」という気持ちもあったのだと思います(度々決め付けていて申し訳ないですが)。

課題をしている時、DVDをみる時、知人が部屋に来た時…静かに過ごしたい時間にも
彼女が叫び出すとかなり困っていましたが、それでも仕方ないと思っていたのです。
私生活の侵犯じゃねえか!!解放された今はそれがどんなに苦痛だったか正常に判断できます。
彼女が悪いのではなく、彼女を放置していた環境に対して正当な怒りを持てます。
でも、ご近所それぞれが管理側に報告しなかったことも、その「環境」の一旦だったんだろうとも感じています。

 

 

今回わかったこと
〇トラブルはダメ元で管理側に連絡を
〇騒音は警察に連絡すると注意に来てくれますが、
それで実刑を科してくれることはありません
当アパートでも何度か注意する警察を見かけました
本当にしんどい一時しのぎに匿名通報するくらいなら頼れると思います
〇病気の疑いがある場合保健所に匿名で連絡することも可能なようです
しかし本人が訪問に応じるか、どこかの施設に入所してくれるか、家族の対応なども
不確定要素すぎるので、長期戦になるとは思います

このように問題解決は難しいと思われますが、一番効果があるのではと思ったのが
〇住民が団結しての管理側への苦情
です。「立ち退きしてもらえないなら引越しも視野にいれる」という旨を数世帯でまとまって伝えること。うちは結果として、住民それぞれが同じタイミングで苦情を入れたのだからそういう形になっただけなんですが。
住み始めたころ、聞きにくくても近所の人に「一階の女性はどうなっとんですか」とか尋ねてみればよかった。そうしたらもっと早くそういう行動が起こせたかもしれない。

キ●ガイ1人のためにまともな入居者の家賃×エックスという損失を出そうとはどこの大家も思いません。乱暴に伝えるのではなく、あくまで交渉という形で話すこと。
うちの大家は他県に住んでおり、基本ほとんどのことにはなかなか対応してくれません。書くとほんととんでもないところに住んでるなあとは思うのですが(笑)、私のような苦学生でも安い家賃設定のおかげ様で都内に住めてる!背に腹は代えられない…。
そんな腰が重く頼りにならない大家でも、慌てて対応したのだから、これは効くんじゃないかなあと。

 

 

後日談ですが苦情を入れてから3日後、遭遇した方々はやはり彼女のご家族だったようです。高齢の女性は母親で、男性はご兄弟だったのでしょう。
家族も「ここを出したらやる場所がない」とのことで大分粘っていたようですが、
家賃未払いのこともありますし、法的措置を取らせて頂くことも…と話したら、なんとか諦めてくれたのだとか。
と、数日前に部屋の更新で会った不動産から聞きました。

パラサイトシングルでもない、老々介護でもない…どう言い表すべきなのか。

家族からすると、暴れるから一緒には住めない。金銭的に余裕がないから、施設や治療ではなく生活保護での一人暮らしを選択させた。寝たきりではないし、日常生活は一通り送れるから放置していた。状況だけは知っていた。推測ですがこういった塩梅でしょうか。

彼女の部屋から運び出された荷物はほとんどがゴミで、窓にはびっしりと日除けの新聞紙がガムテープで貼ってありました。この生活ぶりもわかっていたのかなあ。

 

機能不全に陥る家族は珍しくありません。いうたら、私自身の家もそのような感じです。なんつーか、群生しない動物っぽいよな。お互いそれぞれ勝手に生きろと。ピンチでも死なないなら助けない。困ったことがあってもしったこっちゃねえ、自分で手一杯だと。

群生しない…っていうより「できない」場合が多いんですけど。人間は群れる群れないの選択をするのがおもしろいですね。

 

少々考えさせられるところのあるご近所 To Loveるでしたとさ。